自社で創薬プログラムを立ち上げ、臨床での概念実証まで進めた段階で関連会社群(「Avians」と呼ぶ)へ引き渡す、ハブ・アンド・スポーク型の開発会社。眼科、循環器、腫瘍の領域で計7件のプログラムを抱え、先頭は萎縮型(ドライ型)加齢黄斑変性を対象とし、米国外で第1b相試験を終えたとしている。この運営モデルはスタンフォード大学のバイオデザインの手法を参照したという。2023年に Michael Ackermann が創業し、拠点はサンフランシスコ・ベイエリア、従業員は20〜30名規模。
創業の背景
Osanni Bio は米国サンフランシスコに本拠を置く開発段階の治療薬プラットフォーム企業で、創業者兼CEOは Michael Ackermann 博士である。同社は新薬の発見と開発のやり方そのものを見直すことを掲げ、現代の技術と「初心者の心構え」で疾患の科学に向き合うと説明している。バイオデザインの考え方に着想を得て、資本効率の高い開発を進めることを方針とする。中核の「イノベーションエンジン」で新しい科学的知見の発見、新薬コンセプトの設計、概念実証までの効率的な推進を担い、十分にリスクが下がったプログラムは「Avians」と呼ぶ関連会社群へ移す仕組みを採っている。現在は眼科と循環器などのプログラムを進めている。