敵ドローンの迎撃コストを下げることを狙ったカウンタードローン兵器を開発する。製品は自律発射機能を備えた対UAS統合システム「SmartFlak」と、量産を前提に設計された低コストの運動迎撃体「Hammerhead」で、1射あたりのコストは数万ドル台前半とされる。機体搭載の自律機能により、既存の防空手段では手薄な9〜20kmの交戦距離を埋める。想定顧客は米軍と同盟国軍で、Shahed級の片道攻撃型ドローンなどへの対処を挙げる。本社はフロリダ州ウェストパームビーチで、CEOは元国防長官代行のChristopher C. Millerである。
創業の背景
FPF Defense は、安価に量産される片道攻撃型ドローンと、それを迎撃する従来型ミサイルの間にあるコスト非対称を解消するために設立された防衛技術企業である。ウクライナや中東の紛争を背景に、敵が約5万ドルで作れるShahed級ドローンに対し、迎撃側は1発数百万ドルを費やす状況を課題として挙げている。創業者は4人で、元国防長官代行で米陸軍特殊部隊に27年間所属した Christopher C. Miller 氏がCEOを務め、元DARPAプログラムマネージャーの Jeff Maas 博士がCTO、米海軍とDIUの経験を持つ Grant Fox 氏がCOO、退役中佐の Christian Sessoms 氏がCROを務める。今回の投資を機に本社をフロリダ州ウェストパームビーチへ移転する。