ORiS

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レーザーで衛星に電力を送る宇宙向け無線送電のイタリア企業

概要

レーザーによる無線電力伝送システムを開発し、衛星やドローン、月面設備に電力を送る。宇宙用レーザーとビーム制御により最大500kmの距離で衛星を自律追尾し、2段構成のビーム指向でサブマイクロラジアン級の精度を狙う。受電側は、衛星は既存の太陽電池パネルをそのまま使い、ドローンは飛行中に展開式のレシーバーで受ける。軌道上の衛星間送電、月面の拠点間送電、作戦中のドローン充電を用途に挙げ、電力をサービスとして提供するモデルを採る。拠点はイタリア・トリノで、初号機の打ち上げは2027年のARAQYS-D3ミッションを予定している。

創業の背景

ORiSは2024年に、トリノ工科大学(Politecnico di Torino)で航空宇宙工学の修士課程を修めていた4人、Andrea Villa(CEO)、Anna Mauro(CTO)、Domenico Edoardo Sfasciamuro(CCO)、Francesco Lopez(COO)が、Stefano Mauro教授の技術指導を受けて創業した。同大学のI3Pインキュベーターと ESA BIC Turinの支援を受け、CDP Venture Capitalのエコシステムから生まれてGalaxiaの支援も得ている。解決を目指す課題は、高機能で電力消費の大きい衛星が軌道上で追加のエネルギーを得られないことで、軌道上にエネルギー供給網を築き、地上と同じようにエネルギーをいつでも使える商品にすることを掲げている。

出典: www.oris-space.com / www.oris-space.com

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