ウキクサ(Lemna、ウォーターレンティル)から「Rubi Protein」と呼ぶ植物由来タンパク質を生産する企業。オランダ出身のTony MartensとMaurits van de Venが創業し、拠点は米カリフォルニア州サンディエゴとテキサス州エルドラド。エルドラドには100エーカーの閉鎖型アクアファーム「Ranchito」を持ち、閉鎖型の商業温室で栽培する。Rubi Proteinは9種の必須アミノ酸とビタミンB12を含み、既知のアレルゲンを含まないとしている。2026年8月6日に総額3,500万ドルの調達を発表し、最大50棟の温室を新設して年産能力を1,000トン超へ5倍に引き上げる計画を示した。
創業の背景
創業は2018年。オランダ出身の起業家Tony MartensとMaurits van de Venが、既存の作物や供給網の制約の中で考えるのではなく、理想的なタンパク質とは何か、それは自然界のどこにあるかと逆算して考え、地球上で最も豊富なタンパク質RuBisCOにたどり着いたという。RuBisCOは栄養面・機能面で優れるが、既存の供給網が想定していなかったため大規模に商業化されてこなかった。そこで成長が速く栄養豊富なウキクサ(Lemna)を原料に選び、栽培、加工、拡張までを含む仕組みを作る事業としてPlantibleが生まれた。共同創業者の二人はカリフォルニアの都市封鎖時、サンディエゴにある約2エーカーのウキクサ農場を拠点に暮らしていたと同社サイトで紹介されている。2022年にテキサス州シュライヒャー郡に最初の商業拠点を設けた。