Photon Queue

Photon Queue

室温で動作する自由空間型の量子メモリ装置を開発する米イリノイ州のスタートアップ

概要

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校発、2024年設立の量子メモリ企業。高反射率ミラー系と光スイッチを組み合わせた自由空間の光ループに光子を直接蓄える方式を採り、極低温冷却や真空系、波長変換を必要とせずに室温で動作する。量子計算、量子通信、量子計測での利用を想定する。共同創業者は Nathan Arnold(CEO)と Kelsey Ortiz(CTO)。シカゴの量子アクセラレータ Duality の卒業企業であり、サンディア国立研究所とメリーランド大学が初期顧客として挙げられている。

創業の背景

Photon Queueは2024年にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校からのスピンアウトとして設立された量子メモリ企業で、本社はイリノイ州シャンペーンにある。共同創業者のNathan Arnold(CEO)は同大学で博士号を取得し、Kelsey Ortiz(CTO)は同大学で博士課程を修了しつつあり、宇宙での量子もつれ実験SEAQUEに携わった。量子コンピュータは規模を拡大するために複数の小型プロセッサをネットワークで結ぶ必要があり、その際に単一光子の同期が共通のボトルネックになる。同社は光子を必要なときまで保持する量子メモリでこの課題の解決を目指し、研究室の試作から2年足らずで商用機の納入に至ったと述べている。

出典: markets.financialcontent.com / photonqueue.com

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