配水システムに投入された水量と、顧客に課金された水量との差。物理損失、商業損失、無課金の正規使用水の3要素からなる。
石油・ガス・石炭などの設備から漏出するメタンを衛星や現地計測で把握し、排出量を推定する取り組み。メタンは産業革命以降の気温上昇の約30%に寄与しており、大気中の滞留時間が短いため、排出を抑えた効果が比較的短期間で現れる点が対策上重視されている。
製品やサービスの原料調達から廃棄までの環境影響を定量評価する手法。ISO 14040が原則と枠組みを定め、目的および調査範囲の設定、インベントリ分析、影響評価、解釈の四段階で構成される。機能単位やシステム境界の置き方によって結果が変わる点に注意を要する。
気球に吊るして飛揚し、上空の気圧・気温・湿度と位置情報を測定して地上へ無線送信する使い捨ての観測装置である。高度35kmを超える高層観測を毎日決まった時刻に行い、得られたデータは数値予報モデルの入力や悪天・航空の予報に使われる。地上起点の観測網は陸上に偏るという制約もある。
配管や水利用設備からの漏水を発見し、修繕につなげる一連の手法である。米国環境保護庁(EPA)のWaterSense at Workは、需要の少ない時間帯に全設備を止めてメーターを読み、メーターの変化や漏水表示で漏れを見つける方法、配管の外部または管路内に設置して水使用量を通信し、異常な使用挙動を検知すると警報を送る流量監視機器、漏水や浸水の起きやすい場所に置き、水に触れると警報または遮断弁を作動させるセンサー、目視と聴音による点検を挙げている。