カメラで対象の画像を取得し、特徴抽出により視覚情報をデジタルデータへ変換したうえで、判別基準に従って対象を理解し判断を下す技術。
送信機と受信機を空間的に分離し、複数の受信点を用いるレーダ方式である。バイスタティック配置を拡張したもので、多数の観測量とベースラインを同時に得られるため、三次元計測、単一パス干渉計測、移動目標の検出において単一機の構成にない利点を持つ。
波長より小さい寸法の光アンテナ(ナノ構造)を平面上に配列し、その形状と配置によって光の振幅や位相を制御する平面光学素子。従来の屈折レンズが担ってきた集光などの機能を極めて薄い平板で実現でき、半導体の微細加工技術で製造できる点が特徴である。色収差の補正が主要な技術課題となる。
半導体微細加工で作られた可動の微小鏡で、静電・電磁・圧電・電熱のいずれかの方式で駆動し、鏡面を傾けて光線の向きを変える。モータ駆動の回転走査機構に比べて寸法、速度、コストの面で優位にあり、LiDARをはじめとするレーザ走査光学系の走査素子として使われる。
レーザスキャナ、慣性計測装置、カメラを組み合わせ、移動しながら三次元点群を取得する計測システムである。位置と姿勢はSLAMで推定される。静止型の地上型レーザスキャナより高速だが、幾何精度は劣ると報告されている。工場や建設現場のデジタル化に用いられ、点群はデジタルツインの入力となる。
パルスレーザーを用いて対象までの距離を測るリモートセンシングの手法である。米国海洋大気庁は地表を調べる方法として説明している。反射光をセンサで記録して距離を求め、GPSと姿勢のデータと組み合わせて点群と呼ばれる密な標高点の集合を作る。近赤外を用いる地形用と、水を透過する緑色光を用いる水深用がある。
離れた位置から反射および放射される放射を測定し、ある領域の物理的特性を検知して監視する手法である。米国地質調査所は典型的には衛星または航空機から行うものと説明する。センサは自然のエネルギーを受け取る受動型と、自らエネルギーを発して反射を測る能動型に分かれる。同一地点を繰り返し観測して変化を捉える用途に用いられる。
パルスレーザーを対象に照射してプラズマを発生させ、その発光スペクトルから元素組成を求める分析法である。NASAジェット推進研究所(JPL)は、レーザーのパルスを岩石などの標的に撃ち込むと、そのエネルギーが針の頭ほどの領域を発光する電離気体すなわちプラズマに変え、装置内の分光器がプラズマの発する光のスペクトルを解析して標的に含まれる元素を同定すると説明する。元素ごとに発光する波長が異なることを利用する。
電波を放射し、対象からの反射を受信して距離と速度を求める装置である。米国海洋大気庁(NOAA)は、radarがradio detection and ranging(電波による探知と測距)の頭字語であると説明する。電波を送り出す送信機と、反射して戻るエネルギーを捉える受信機からなり、気象レーダーWSR-88Dでは送信と受信に同じアンテナを用いる。ごく短いパルスを送信し、往復に要した時間から距離を求める。動いている対象に当たると戻る波の位相がずれ、これを用いて速度を判定する。